「温故知新」

当法人では、この年度末の時期に来年度の「法人年間行事」の日程等について協議します。
大きな法人行事としては「遊春のつどい」「夏まつり」「文化祭」があります。
これらの行事にはそれぞれ開催の主旨があり、それぞれ始まった時期は違います。例えば「遊春の集い」は平成10年、「夏祭り」は平成元年、「文化祭」は平成16年より、法人三大行事として毎年恒例で開催されています。
毎年、全職員協力して段取り良く準備をして開催しています。しかし、違う視点で行事の準備を見ると「行事の準備する顔ぶれが変わらない」「毎年ほぼ同じ内容となっているのではないか?」という疑問点が見えてきました。
今、福祉の現場でも「PDCAサイクルに基づき業務を取り組む」という考え方が一般化してきている中、当法人の行事の取り組み方はどうだろうか?
結局、本来の各行事開催の主旨が薄れてしまい、「行事を開催している」だけになってしまっていないか?「PDCAサイクル」の考えを持たないまま「PD・PD・PD・・・」となってしまっていないか?

「温故知新」・・・「温故知新(おんこちしん)」は孔子の言葉をまとめた『論語』を出典とする言葉です。「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」と訓読みします。「古きを訪ねて」という書き方は誤りです。全体の文を現代語訳にすると「古くからの教えを学び、そこに新しい解釈を得るのがよい。」となります。また、「温故知新」の「温」は「復習する」「温めなおして味わう」という意味があります。
当法人の様々な事業をご利用になられる多くの方々は、当法人が開設してから、「措置」から「契約」へと各種サービスを利用する仕組みや社会福祉法人が求められる社会的要請が時代と共に変わっただけではなく、そのサービスをご利用される方々のニーズも大きく変わってきています。

私たちは、当法人が全体で開催する各行事の主旨を再確認し、理解し、その主旨のもと、今のご利用者のニーズに合った行事作りが必要ではないだろうか?
行事だけでなく、業務について「これまでのやり方の本来の意味」を振り返る事で「今の時代に合った新しい解釈・方法を取り入れる事」も必要である事を職員全員で理解し、新年度を迎えたいと思っています。